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変わらないことの価値

写真は先週末の多摩湖にて。桜はありがちではあるので青いオオイヌノフグリも。野性的な桜が咲いていました。今年は本当に開花が早いですね。卒業式ごろにはほかの桜も咲きそうですが、式典関係はどうなってしまうことやら。

昨日、報道された株価下落(一時1000円超下げ)のニュースを見て驚きました。

新型コロナウイルスに対処はしているつもりですけれども、まだ人ごとに思っていたかもしれない。しかし株価は世界の人たちの気持ちを反映して下落しますので、こんなにも世界が不安に陥っているんだと、そのニュースで強く実感しました。

そして、コロナウイルスの影響で経営破たんが出ましたね。恐ろしいことです。外を歩いていても暗雲が立ちこめているような気がしてしまいます。

ここまで来ると不安になって当然なのですけれども、世に出る情報というのはコロコロ変わるものです。新型コロナウイルスについての情報は、お湯を飲むといいとかいう変なルーマーもありますが、「高齢者でなければそんなに心配いらない」と報道されながら20代の方が亡くなったり、潜伏期間は14日だといいながら感染して27日後に陽性になったりする。

「コーヒーが体にいい」「コーヒーは体に悪い」という逆のニュースが定期的に流れるように、 新しい調査結果や論文が出れば常識が一瞬で変わる。 そして、その常識が都合がいい企業が一生懸命宣伝する。そしてその常識はまたいつか変わる。

ニュースに左右されていると、不安ばかりが大きくなります。 そのときはそれを信じるしかなくても、自分の心身や状況と合っているかどうかが大事です。自分軸で情報をとらえ、常識は普遍ではないという前提で、新しい情報を取り込んでいかないといけないと思います。

そんな中、制作している発行物を校正していて、自分が書いたものに何かほっとしました。

自分が作ったものに何を…という感じではありますが、校正の段階になると編集の人、校正の人として動いているので、書いた人であったときのことをあまり覚えていないのですよね。

弊社がインタビューや歴史文化などをメインに扱っているからなのですが、あまり社会情勢に左右されないことを書いています。

正直、オリンピックだとか、新しいショッピングモールとか、そういう情報を扱っていないし、「はやりに乗り遅れているな」などと心配になり、企業としてそれはいいのかなと思ったりもするのですが。

弊社が作っているものというのは、取材する対象がしぶくて、よほどのことがない限り目に見える変化をしないものが載っている。変わらない味だったり、技術だったり、歴史的建造物だったり、人の信念だったり。

それは内部ではもちろん、激しく変わっているのだけれども、本人以外から見れば、いつもそこにあるもの。

だから、原稿を見ていて少しほっとしたのだと思います。

たまきたも、納本になりました。これからスポンサー様へ送ります。相変わらず、わりあい静かにじわじわと発行します。

多めのインタビューの入った別の発行物も、もうすぐアップします。これも無料で読めますので、オープンできる段階になったらお知らせします。

あるインタビューのときに、インタビュイーが言っていました。

「変わらないために変わり続けるんだ」と。

変わらないことというのは、とても難しいのです。何もしなかったら、後ろ向きに変わっていくのです。

でも前向きな気持ちであっても、お客さんや、周りのこと、人の気持ち、社会情勢を考えながら変わらないと、人をがっかりさせる変化になることもある。

いいものが変わらないというのは、変わらずにそこにあるための努力の成果なのだと思います。

原田あやめ

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