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所沢で知を考える/火の粉

お打ち合わせで、所沢へ。久しぶりにプロペ通りを歩きました。所沢駅は駅ビルか何かができるのか、工事中でした。

お打ち合わせ後、知とはなんだろう、と考えながら西武新宿線。

自分で選択する力。自分の好きなことは何か探求する力。

本当の賢さとは。

 

学歴、偏差値、IQ、最近はEQ(情動の知能指数)というのもよく言われます。それらのどれにも合致しない、柔軟な賢さ。自分を客観的に見る力。EQはちょっと、それに近い気はします。

 

ふと今思ったのは、自分に降りかかった火の粉を自分で振り払えるか。

 

ナニワ金融道』だったか、漫画のドラマ化したのを、昔テレビで見たのです。SMAPの中居くんが主人公でした。

その時に、誰かの借金を背負わされた女性(篠原涼子さんだった)に、中居くんがお金を取り立てに行く話です。

それで中居くんが同情してちょっと人間的な交流が生まれるのですが、中居くんは自分は自分で何か騙されたようなことがあって、篠原涼子さんに「自分はなんでこんな目にあうのか」みたいなことを言うんですね。

 

今の状況は、篠原涼子さんの方がピンチなのですが、

 

篠原さんが中居くんに、

「あんた、自分に降りかかった火の粉も自分で振り払えへんの」。

 

多分、これを見たのは15年とかそのくらい前の話です。でもそのセリフだけは覚えている。

 

火の粉は、日々降りかかります。それをいちいち自分に着火させていたら火だるまになる。

 

ただのゴミなのか。火の粉なのか。判断して自分を守らなければならない。一見、大したことがなさそうな危険は、知らないうちに服にくっついて、いつの間にかくすぶっている。燃えてしまえば、やけどします。傷が残る。命に関わるかもしれない。

 

火の粉の時に、危ないと判断して振り払うことが火傷を防ぎます。経験しないと、振り払えるようにならないんですけどね。それを、トライアンドエラーして学んでいく。

 

それは、生きた知かなと。

 

一度失敗を経験したことは二度目は失敗しないというのも本当の賢さ。一度目でしばらく立ち直れなくなるくらい失敗して傷つくところまで身を投じないと二度目やってしまうかもしれない。真剣に真剣に取り組むほど傷が深く、何度も同じ失敗をしなくなるのかもしれません。

 

なりふり構わず夢中になると、よく覚えるということもありますが、立ち直れないくらいミスをする経験を積むのも賢さにつながるのかも。

 

ただ、「失敗しない」というか「必ず成功する」という取り組み方をしてからの失敗じゃないと身にならないので、最初から「失敗してもいい」と思ってやるのとは違います。

 

そういえば、「失敗しない」というのが目的になると、まず失敗するというのも最近思うのです。

それはまた次回書きます。

 

 

 

原田あやめ

 

 

 

 

 

 

 

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